よくある質問

 

SSHとは??

英語のSound (発音)と Spelling (綴り字)とのHarmony(調和)の頭文字をとって、SSHといいます。

英語の単語は漢字と違って、発音、もしくは読み方と書き方に一致性があ、そのルールを学べば、英語の90%以上を音から綴り、読むことは可能です。

このSSHの理論は、Phonics (フォニックス)の理論をベースに発音記号ではなくナンバーシステム等の理論を加え、日本語を話す日本人のためのプログラムです。

更に、この日本人向けに完成したSSHは母音を5つしか持たない日本語を話す日本人が15もの母音を持つ英語を正しく、しかも勘ではなく発音できるよう指導するプログラムです。

「日本人がどうして英語の発音が苦手なのか?」「どうしたら正しい発音が出来るのか?」の分析から始まり、正しい英語の発音に大切な口の形、舌の位置、発音方法にいたるまで細かく日本語で指導していきます。

英語の意味よりもどう読むのか、発音するのかをまづ習ってそれからでないと、意味、文法へと発展していくことはできません。 アルファベットの読み書きをAからZまで歌って覚えたところで、教科書の最初の課を勉強する準備ができているはずはありません。SSHは、A~Zのアルファベットから英文の“This is a pen” にたどりつくまでの「橋渡し」であり、この欠くことのできない橋が、Sound Spelling Harmony です。

 

SSHの目標は??

SSHは、まるで織物のようなもので、縦糸が、SSHの基礎学習でありそれがしっかり固定していれば横糸である文法や、単語を織り重ねていくことは容易です。自分たちが学んだつづりと音の関係を使って、知らない単語を見て発音でき、聞いた単語のスペリングを推測できるようになるための方法、法則を教えることがSSHの最大の目標です。

1)Sound 自分が発音できない音は耳で聞き取ることは出来ません。

2)Spelling

3)Harmony

 

SSH の成り立ちは??

ポール グリーシィ博士が、来日し、同志社の高校に英語を教え始めたのは、1955年(昭和30年)でした。その時に知った日本人の英語学習のあり方は彼を驚かせました。英文を読ませても知らない単語になると、そこで突然止まってしまい、いままで暗記ですらすら読めていた文章も先生にいちいち発音してもらわない限り発音が出来ない。すなわち読めないその驚きの最も大きかったのは、英語を母国語とする自分達でさえ、小学校に入って英文を読み書きするに当たって、時間をかけて習った「フォニックス」、そのフォニックスに相当するものを、全く語体系の異なる日本人が、全然習うことなく、いきなり英文の学習にはいっていることでした。 このような現象を疑問に思った博士は、その後コロンビア大学Virginia Allen 教授より英語の発音表音法の研究を学ぶことになったのです。

英語の音とつづりの関係を日本人にもわかりやすく説明するために長期研究を重ねた結果が、このSSH学習法です。

以来、40年余りの間彼の研究、実践が続いたわけですが、その概要は、次の通りです。

①Dr. ポール グリーシィ自信の研究

②大学での指導の実践

主に大学で、日本人学生にこのSSH理論を指導して来ましたが、特に、1979年からは、熊本大学教育学部の卒業論文のテーマとして研究する学生をグリーシィゼミとして指導。英語学習入門期にいる中学生(熊本市立西原中学校)の授業も、年間を通して中学校教諭とTeam-Teachingをしながら、学生に参観

③中学校現場での共同研究、実践

④SSH理論とその指導法と根拠

 

なにを学ぶための学習?

1.音声、英語の音の出し方、及び音の聞き分けを学ぶ

2.音と綴りの一致性とそのルールを学ぶ

3.発展学習—1.2.で学習した基礎を土台として、中学生の英文はもとより、高校、大学までの英文、新しく作られる単語、それからどんな英文でも自分の力で音読できるようになる。

SSHは、決して口真似や勘、それから従来してきた暗記ではなく、自力で英語を読み、書き、聞き、話す能力を伸ばすことを可能にする学習なのです。

 

「ステップ & ステップ」アプローチとは?

SSHの学習とそれに使う教材は基礎編から発展編へと、実にきめ細かな配慮と工夫をして、1ステップずつ学んでいくようにしてあります。したがって、1つでもステップを跳び越すことになると、次の段階がわからなくなります。そのステップをとうして、今まで「なぞ」だった英語のからくりの全貌が明らかになります。

 

SSH 学習のねらいは?

これまで全く無視されていた、アルファベットから中学校の英語教科書のLesson 1の空白を埋めることです。SSHは、英語学習の初期段階であり土台作りです。ですから、英語教育の入門期の学習が、SSHでありこの基礎学習あって始めて英語が読め、聞こえ書けるようになるのです。

 

英語レベルは、どれ位でなければSSHを受講できないの?

SSHは、会話以前のプログラムです。英語が話せる、話せないに関わらず「ゼロから始める英語」としてアルファベットの正しい発音から始める全てのレベルの方々を対象としています。

初心者、いわゆる英語をいままで話したことも聞いたこともない方に最適です。

従来SSHは、中学校1年生に教えるために完成したもので、初めて英語を耳にする学生さんたちに、初期から正しい発音とルールを学んでいただくための教材です。しかし、既に10年近く英語を学んでいらっしゃった方にもこの学習は、大変意味のある、それから納得いくシステムです。今までに口真似などから付いた間違った発音や癖を直すことから、暗記してきた無秩序と思われた英単語の素晴らしルールと、その一致性を学ぶことをしますのでこれ以上の指導方法は、存在いたしません。

 

なぜ日本語で指導するの?

私たちSSH指導者は、まずは日本語の土台のある年齢にしかSSHを教えません。自分自身の母国語である日本語で思考し発言できる、基礎と基本をしっかりもった年齢でなければ、英語を学んでもまたもや、中途半端な語学能力で終わってしまいます。

子供の言葉の発育にくわしい京大霊長類研究所助教授の正高信男さん(比較行動学)は、2002年3月10日毎日新聞で「日本語でさえ理路整然と話せないのに、外国語で意思を伝えられるはずはない。外国語の習得は、日本語を覚えてからでも遅くない」(毎日新聞3月10日2002年)。

ですから、SSHは日本語をベースに、日本語を母国語とする先生たちのもと教えられます。

 

なぜグループレッスンなの?

グループでレッスンをするということは、他人の発音に敏感になることです。一対一での学習では自分の耳は一人の先生の声に慣れてしまいます。更に、SSHでは、耳、口、舌、顔の表情など細かく指導していきますが、クラスメイトとの前でも恥ずかしがらずに発音できる自信を付けていくためにもグループレッスンは欠かせません。

 

ナンバーシステム採用とは?

SSH の理論は、Phonics の理論をベースとし、故Dr. Robert L. Allen が0~9までの数字を用いて発音記号にした。これは年齢、学歴にかかわらず理解できる方法です。Alphabet の文字と記号との区別は 初心者にはとても難解な問題です。指導者の指で22番と指示すれば( i:) と発音ができます。子音は例外を除いて 文字から発音できますので、母音の発音記号は複雑です。中3の頃 ナンバ-システムでの数字と比較して簡単に教えることができます。その時点では、例外についてのみ必要となる程度です。教科書では発音記号を文字の学習と同時に教えようとしていますが、それは初心者に混乱または無視が現状でしょう。